ダンスイベントガイド
2026年7月27日

TUT(タット)とはどんなダンスか

腕と指で直角を作る幾何学的なダンス。キングタットの由来、フィンガータットとの違い、ポッピングとの関係、バトルでの評価点をまとめました。

TUT(タット / キングタット)は、腕・手・指を使って直角や幾何学的な形を次々に作っていくダンスです。見た目の情報量が多く、近くで見るほど面白さが分かるスタイルです。

名前の由来

古代エジプトの壁画に描かれた人物の姿勢に似ていることから、ツタンカーメン(King Tut)にちなんで名付けられたとされています。壁画の人物が腕を直角に曲げている姿が、この動きの原型として引き合いに出されます。

ポッピングとの関係

タットはポッピングのサブスタイルのひとつとして発展しましたが、現在は独立したジャンルとして扱われる場面も増えています。ポッピングのダンサーが技のひとつとして使うこともあり、境界は緩やかです。

イベントの募集要項で「POP」と書かれていればタット単体でも出場できることが多く、逆に「TUT」と明示された部門が設けられることもあります。

特徴的な要素

  • ボックス — 腕で四角い形を作る。基本形です。
  • フィンガータット — 指だけで細かく形を作る。手元の情報量が一気に増えます。
  • イリュージョン — 腕が通り抜けたように見せる錯覚を使った動き。
  • レイヤー — 複数の面を重ねて奥行きを見せる。
  • フロー — 形から形への移り方。ここが滑らかかどうかで印象が変わります。

音楽

エレクトロやヒップホップのインストが多く使われます。細かい音がはっきり入った曲だと、形の切り替えを音に合わせやすくなります。

バトルでの見どころ

  • 角度の正確さ — 直角が甘くなっていないか。
  • 形の切り替え — 音に合わせて瞬時に変えられているか。
  • フロー — 形から形への繋ぎが自然か、途切れていないか。
  • 見え方 — 審査員や観客の位置から形が判別できているか。

タットは遠くから見ると細部が見えにくいという難しさがあります。腕を大きく使う動きと手元の細かい動きを混ぜて、どの距離からでも見せ場があるように構成するダンサーが評価されます。

練習を始めるなら

まず腕で正確な直角を作れるようにするところから始めます。鏡ではなく撮影して確認すると、角度の甘さに気づきやすくなります。

D-EVENT ではジャンル絞り込みから TUT のイベントを探せます。

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